「歩み」〜瀬戸内国際芸術祭2013

甲羅という重みを背中に背負いながら、懸命に、でも無理のないスピードで長い年月をかけて

ゆっくりと歩み続けてゆく。亀は瀬戸内海の島々そのもののように感じられます。

輝かしい記憶も、辛く苦い経験も全てを背負うことで新たな一歩が踏み出せるということを、

この三匹の亀の存在で感じてもらいたい。亀達の歩みの先には一筋の光が差し込んでいて、

それは誰しもに必ず訪れる「未来」を表現しています。

材料 :廃材の段ボール/ガラスビーズ/防草シート/アクリル絵具/紙管

会場 :伊吹島の古民家にて

年  :2013年